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理由で解く 理学療法士
寛骨臼は前外側かつ下方を向いて開いており、大腿骨頭を斜め前外側から受け止める。
股関節は球関節に分類される臼杵状の関節で、寛骨臼は前方・外側・下方を向いて開いている。このため大腿骨頭前上方は寛骨臼で完全には覆われず、股関節伸展・内旋位で被覆が浅くなる(前方への脱臼・変形性股関節症の力学的素因の理解に重要)。寛骨臼は腸骨・坐骨・恥骨の3骨が癒合して形成され、関節包前面を最も強力な腸骨大腿靱帯(Y靱帯)が補強して過伸展を制動する。大腿骨頸部は関節包内に位置するため頸部骨折は関節内骨折となり血行障害・偽関節を生じやすい。
| 靱帯 | 位置 | 制動する運動 |
|---|---|---|
| 腸骨大腿靱帯(Y靱帯) | 前面 | 過伸展・外旋 |
| 恥骨大腿靱帯 | 前下面 | 外転・外旋 |
| 坐骨大腿靱帯 | 後面 | 内旋・過伸展 |
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