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理由で解く 理学療法士
筋ジストロフィーでは殿筋群を含む近位筋が弱化し、体幹を後方へ倒して股関節を安定させる大殿筋歩行(登攀性起立・動揺歩行)を呈する。
各異常歩行は障害筋・障害部位と結びつく。大殿筋(股関節伸筋)が弱化すると立脚期に体幹を後方に倒して重心を股関節後方に置き安定を図る大殿筋歩行となる。筋ジストロフィー(Duchenne型など)では近位筋・殿筋群が広範に障害され、大殿筋歩行や中殿筋歩行(動揺歩行)、Gowers徴候を示すため選択肢4が正しい。鶏歩は腓骨神経麻痺(前脛骨筋麻痺・下垂足)、踵足歩行は下腿三頭筋/脛骨神経麻痺、動揺歩行は中殿筋麻痺や筋疾患、はさみ脚歩行は痙性対麻痺(脳性麻痺・脊髄障害)が原因である。
| 異常歩行 | 主な原因 |
|---|---|
| 鶏歩(steppage) | 腓骨神経麻痺・下垂足 |
| 大殿筋歩行 | 股関節伸筋弱化・筋ジストロフィー |
| 中殿筋歩行(動揺歩行) | 中殿筋麻痺・筋疾患 |
| はさみ脚歩行 | 痙性対麻痺(脳性麻痺) |
| 失調性歩行 | 小脳性運動失調 |
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