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理由で解く 理学療法士
筋無力症クリーゼは呼吸筋麻痺による急性呼吸不全で、換気障害は拘束性(restrictive)であり閉塞性ではない。
重症筋無力症(MG)クリーゼは、神経筋接合部の障害増悪により呼吸筋・球麻痺が急激に進行し、人工呼吸管理を要する急性呼吸不全をきたす病態である。呼吸筋(横隔膜・肋間筋)の筋力低下により肺が十分に膨らまず、肺活量が低下する拘束性換気障害を呈する。気道閉塞による閉塞性換気障害ではないため「閉塞性換気障害をきたす」は誤り。嚥下障害・咳嗽力低下(球麻痺・喀痰喀出困難)は生じ、感染・手術・ステロイド急減量・薬剤などが誘因となる。クリーゼの発症頻度はMG患者の約15〜20%程度とされる。
| 型 | %肺活量 | 1秒率 | MGクリーゼ |
|---|---|---|---|
| 拘束性 | 低下(<80%) | 保たれる | 該当 |
| 閉塞性 | 保たれる | 低下(<70%) | 非該当 |
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