学習トップ理由で解く 理学療法士第10章 ▸ 実地 / QP53A005

理由で解く 理学療法士

QP53A005 基礎理学療法学

出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問5
問題
脳皮質の感覚野の片側前額断の模式図を示す。Penfieldの感覚神経の脳地図における足の局在はどれか。
図
選択肢
1
2
3
4
5
解答
正解1(1)
解説

Penfieldの感覚地図で足・下肢は大脳内側面(半球間裂側)に局在し、前額断では内側壁上端を指す①がこれにあたる。

Penfieldの感覚のホムンクルス(体部位局在)では、一次体性感覚野(中心後回)に身体各部が逆さまに配置される。前額断でみると、足・下肢は大脳半球の内側面(半球間裂側)に局在し、そこから頭頂を越えて外側面へ進むにつれ体幹→上肢→手→顔面→舌と続き、顔・口唇・舌は外側溝付近に投射される。本図では左側の直線的な壁が内側面(正中側)であり、その上端を指す①が下肢・足の局在にあたる。②〜⑤は外側・下方へ向かうほど体幹・上肢・手・顔面へと移るため、いずれも足ではない。

✓ 1. 正しい
① 内側壁上端(正中側):前額断の左=内側面(半球間裂側)の上端。Penfield感覚地図で下肢・足が投射され、足趾〜下肢は半球間裂に落ち込むように局在する。
✗ 2. 誤り
脳の頂点付近で、体幹・股関節が局在する。足より外側・下方であり足ではない。
✗ 3. 誤り
肩・上肢が局在する領域で足ではない。
✗ 4. 誤り
手・手指が局在する領域で足ではない。
✗ 5. 誤り
⑤ 外側溝(シルビウス裂)付近:顔面・口唇・舌が局在する領域で足ではない。
ポイント
  • 感覚野の体部位局在=内側から足→体幹→手→顔
  • 足の感覚野は半球間裂内側(傍中心小葉)に局在
  • 手・顔は外側溝側で占有面積が大きい
比較表
一次感覚野の内側→外側の配列
位置体部位
最内側(縦裂側)足・下肢遠位
中間体幹・上肢
外側(外側溝側)手・顔・口
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