学習トップ理由で解く 理学療法士第13章 ▸ 一般 / QP52P047

理由で解く 理学療法士

QP52P047 地域理学療法学

出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問47
問題
介護保険制度について誤っているのはどれか。
選択肢
1 在宅介護を推進する。
2 健康の保持や増進に努力する。
3 20歳以上の全国民が加入する。
4 高齢者の自己決定権を尊重する。
5 ノーマライゼーションを実現する。
解答
正解3(20歳以上の全国民が加入する。)
解説

介護保険の被保険者は40歳以上(第1号:65歳以上、第2号:40〜64歳の医療保険加入者)であり、「20歳以上」は誤り。

介護保険制度(2000年施行)の被保険者は40歳以上で、65歳以上の第1号被保険者と、40〜64歳の医療保険加入者である第2号被保険者に区分される。第2号は加齢に伴う特定疾病により要介護状態となった場合に給付を受けられる。したがって『20歳以上の全国民が加入する』は誤り。制度理念は、自立支援、在宅介護(地域包括ケア)の推進、利用者本位・自己決定の尊重、保険料負担と受益の対応、ノーマライゼーションの実現などであり、他の選択肢はいずれも制度の趣旨に合致する。

✗ 1. 正しい
在宅介護を推進する。
地域包括ケア・在宅生活の継続を重視する(正しい記述、誤りではない)
✗ 2. 正しい
健康の保持や増進に努力する。
被保険者の自助努力を求める理念に合致(正しい記述)
✓ 3. 誤り
20歳以上の全国民が加入する。
被保険者は40歳以上であり誤り(正解)
✗ 4. 正しい
高齢者の自己決定権を尊重する。
利用者本位・自己決定の尊重は制度理念(正しい記述)
✗ 5. 正しい
ノーマライゼーションを実現する。
制度が目指す理念に合致(正しい記述)
ポイント
  • 介護保険被保険者は40歳以上
  • 第1号=65歳以上、第2号=40〜64歳の医療保険加入者
  • 理念:自立支援・在宅・自己決定・ノーマライゼーション
比較表
介護保険の被保険者区分
区分対象給付条件
第1号被保険者65歳以上原因を問わず要介護・要支援認定で給付
第2号被保険者40〜64歳の医療保険加入者特定疾病による要介護状態で給付
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