学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP52P042
理由で解く 理学療法士
DMDは進行性の筋力低下を示し、歩行消失(多くは10歳前後)後に四つ這い生活を積極的に勧めることは脊柱変形や関節拘縮を助長するため不適切。
Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)はジストロフィン欠損によるX連鎖劣性遺伝の進行性筋疾患で、近位筋優位の筋力低下が体幹・下肢から進行する。歩行消失(おおむね小学校高学年~10歳前後)後は、車椅子への移行と側弯(脊柱変形)予防・関節拘縮予防・呼吸機能維持が管理の中心となる。この時期に四つ這い生活を積極的に指導すると、体幹・下肢に無理な負荷がかかり脊柱変形や拘縮、廃用を助長し不適切である。よって選択肢3が誤り。上肢機能は下肢より遅れて低下するため、書字・美術・PC入力などは残存機能に応じた補助具の工夫で活動を維持する。
| 時期 | 機能・リハの要点 |
|---|---|
| 小学校低学年 | 歩行可能、書字など上肢機能保持 |
| 小学校高学年 | 歩行消失前後、移乗・トイレに介助、車椅子移行 |
| 歩行消失後 | 側弯・拘縮予防、呼吸機能維持(四つ這い強要は不可) |
| 中学~高校 | 上肢機能低下、PC・書字など補助具で活動維持、呼吸ケア |
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