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理由で解く 理学療法士

QP52A059 解剖学

出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問59
問題
同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 アルドステロン ― コルチゾール
2 インスリン ― グルカゴン
3 エリスロポエチン ― レニン
4 オキシトシン ― バソプレシン
5 カルシトニン ― パラトルモン
解答
正解5(カルシトニン ― パラトルモン)
解説

カルシトニンは甲状腺(傍濾胞細胞)、パラトルモンは副甲状腺から分泌され、産生臓器が異なる=誤りの組合せ。

各ホルモンの産生部位を照合する。アルドステロンとコルチゾールはともに副腎皮質(球状帯・束状帯)、インスリンとグルカゴンはともに膵ランゲルハンス島(β細胞・α細胞)、エリスロポエチンとレニンはともに腎臓、オキシトシンとバソプレシンはともに下垂体後葉から放出される(視床下部で産生)。一方、カルシトニンは甲状腺傍濾胞細胞(C細胞)、パラトルモン(PTH)は副甲状腺から分泌され、両者は異なる臓器由来である。したがって『カルシトニン─パラトルモン』が同一臓器ではなく誤りの組合せとなる。血中Ca調節では拮抗的に働く点も重要。

✗ 1. 正しい
アルドステロン ― コルチゾール
ともに副腎皮質、同一臓器で正しい組合せ(誤=正しい)
✗ 2. 正しい
インスリン ― グルカゴン
ともに膵ランゲルハンス島、同一臓器(誤=正しい)
✗ 3. 正しい
エリスロポエチン ― レニン
ともに腎臓、同一臓器(誤=正しい)
✗ 4. 正しい
オキシトシン ― バソプレシン
ともに下垂体後葉から放出、同一(誤=正しい)
✓ 5. 誤り
カルシトニン ― パラトルモン
甲状腺と副甲状腺で別臓器、誤った組合せ(正=これが答え)
ポイント
  • カルシトニン=甲状腺C細胞、PTH=副甲状腺
  • 副腎皮質:アルドステロン・コルチゾール
  • 膵島:インスリン・グルカゴン
  • 下垂体後葉:オキシトシン・バソプレシン
比較表
ホルモンと産生臓器
ホルモン産生臓器
アルドステロン/コルチゾール副腎皮質
インスリン/グルカゴン膵ランゲルハンス島
カルシトニン甲状腺(傍濾胞細胞)
パラトルモン副甲状腺
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