学習トップ理由で解く 理学療法士第1章 ▸ 一般 / QP52A058

理由で解く 理学療法士

QP52A058 解剖学

出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問58
問題
大脳辺縁系とその働きの組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 海馬 ― 体温調節
2 嗅球 ― 内分泌
3 視床下部 ― 長期記憶
4 帯状回 ― 運動学習
5 扁桃体 ― 短期記憶
解答
正解4(帯状回 ― 運動学習)
解説

帯状回(特に前帯状回・帯状皮質運動野)は運動制御・運動学習や情動・注意に関与する。他は機能の対応が誤り。

大脳辺縁系各部の機能を正確に対応させる問題。帯状回は情動・認知に加え、前帯状回に帯状皮質運動野を含み運動の制御・運動学習に関与するため『帯状回─運動学習』が正しい。海馬は記憶(特に長期記憶の形成)に関わり体温調節ではない。嗅球は嗅覚の一次中枢で内分泌ではない。視床下部は自律神経・内分泌・体温調節・摂食などの中枢で長期記憶ではない。扁桃体は恐怖・不安など情動の処理に関与し短期記憶ではない。誤った組合せに惑わされず各構造の代表機能を押さえることが要点。

✗ 1. 誤り
海馬 ― 体温調節
海馬は記憶(長期記憶形成)に関与、体温調節は視床下部
✗ 2. 誤り
嗅球 ― 内分泌
嗅球は嗅覚の一次中枢
✗ 3. 誤り
視床下部 ― 長期記憶
視床下部は自律神経・内分泌・体温調節の中枢
✓ 4. 正しい
帯状回 ― 運動学習
帯状皮質運動野を含み運動制御・運動学習に関与
✗ 5. 誤り
扁桃体 ― 短期記憶
扁桃体は恐怖・不安など情動処理に関与
ポイント
  • 帯状回=情動・運動制御・運動学習
  • 海馬=記憶(長期記憶の形成)
  • 視床下部=自律神経・内分泌・体温調節
  • 扁桃体=情動(恐怖・不安)
比較表
大脳辺縁系・関連構造の機能
構造主な機能
海馬記憶の形成
扁桃体情動(恐怖・不安)
帯状回情動・運動制御・運動学習
視床下部自律神経・内分泌・体温調節
嗅球嗅覚
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手