学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP52A008
理由で解く 理学療法士

Steinbrocker分類はステージ=X線の破壊・強直の有無、クラス=日常生活/就労の可否で決まり、本例は手根骨強直を伴う高度破壊のステージIV、身辺自立だが就労不能のクラスIII。
Steinbrocker分類は「ステージ(X線上の関節破壊の程度)」と「クラス(機能障害度)」の2軸で評価する。ステージは本X線写真で判定する:両手ともMCP関節の高度破壊と亜脱臼、多数の骨びらん、関節裂隙消失に加え、両手根骨が正常輪郭を失って塊状に破壊・癒合した強直(ankylosis)像を認める。線維性・骨性強直を伴う最終段階はステージIVである。クラスは臨床情報で判定する:『身の回りのことはできるが、仕事は行えない』は、身辺処理(セルフケア)は可能だが職業活動が制限される状態でクラスIIIに該当する(クラスIVは寝たきり・車椅子で身辺処理も不能)。したがって本例はステージIV・クラスIIIとなり、選択肢4が正しい。
| クラス | 生活自立度 |
|---|---|
| I | ほぼ制限なく通常活動可能 |
| II | 日常活動は可能だが一部制限 |
| III | 身の回りは可能だが職業・非日常活動は困難 |
| IV | 寝たきり・車椅子、セルフケアも介助 |
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