学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q115P117
理由で解く 看護師国試
睡眠衛生の原則では「眠くなってから床に就く」(刺激制御法)が基本。寝だめ・夕方以降の仮眠・就寝前の熱い風呂はいずれも入眠を妨げる。
眠気がないのに床に入ると「ベッド=眠れない場所」という条件づけが生じ、かえって入眠困難を悪化させる。眠くなってから床に就くことは刺激制御法の中心的な指導であり、睡眠薬に頼らないセルフケアとして適切である。休日の朝寝坊(寝だめ)は概日リズムを乱し、帰宅後(夕方以降)の仮眠は睡眠圧を下げて夜の入眠を妨げる。入浴は就寝1〜2時間前にぬるめの湯(38〜40℃程度)に浸かると深部体温の低下により入眠が促されるが、熱めの湯は交感神経を刺激して覚醒させるため就寝前には不適切である。手足の冷えで寝つきが悪いAさんには、ぬるめの入浴で末梢血流を促し放熱を助けることが有効であり、熱い湯を勧めるのは誤りである。
| 項目 | 推奨される指導 |
|---|---|
| 就床のタイミング | 眠気を感じてから床に就く |
| 起床時刻 | 休日も含めて毎日一定にする |
| 仮眠 | とるなら午後早めに20〜30分程度、夕方以降は避ける |
| 入浴 | 就寝1〜2時間前にぬるめの湯に浸かる |
| 嗜好品 | 就寝前のカフェイン・アルコール・喫煙を避ける |
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