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理由で解く 看護師国試

Q115P006 人体の構造と機能

出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問6
問題
胎児の卵円孔の位置で正しいのはどれか。
選択肢
1 右心室と左心室の間
2 右心房と左心房の間
3 肺動脈と大動脈の間
4 臍静脈と下大静脈の間
解答
正解2(右心房と左心房の間)
解説

卵円孔は胎児の右心房と左心房の間にあり、血液を右房から左房へ流す。

胎児期は肺呼吸をしないため、心房中隔にある卵円孔を通じて血液が右心房から左心房へ流れ、肺循環を一部バイパスする。出生後に肺呼吸が始まると左房圧が上昇して卵円孔は機能的に閉鎖し、卵円窩となる。肺動脈と大動脈をつなぐバイパスは動脈管(ボタロー管)であり、卵円孔とは別の構造である点に注意する。

✗ 1. 誤り
右心室と左心室の間
心室中隔にあたり、卵円孔の位置ではない
✓ 2. 正しい
右心房と左心房の間
心房中隔に存在する卵円孔の正しい位置
✗ 3. 誤り
肺動脈と大動脈の間
これは動脈管(ボタロー管)の位置で卵円孔ではない
✗ 4. 誤り
臍静脈と下大静脈の間
静脈管(アランチウス管)が関与する経路で卵円孔ではない
ポイント
  • 卵円孔=右心房と左心房の間
  • 動脈管=肺動脈と大動脈の間
  • 静脈管=臍静脈と下大静脈をつなぐ
比較表
胎児循環の3つのバイパス
構造位置・役割
卵円孔右心房→左心房
動脈管(ボタロー管)肺動脈→大動脈
静脈管(アランチウス管)臍静脈→下大静脈
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