学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第10章 ▸ 状況設定 / Q115A093
理由で解く 看護師国試
失語のある人には、短く簡潔な言葉でゆっくり話しかけ、非言語的サインも活用する。聞き返しや訂正の繰り返しは自尊心を傷つけ意欲を低下させる。
Aさんは脳出血後の失語があり、「言いたいことが伝わらずイライラする」状態である。失語は言語の理解・表出の障害であり、聴力や知能の低下ではない。支援の原則は、①短く簡潔な文でゆっくり話す、②「はい・いいえ」で答えられる閉じた質問を活用する、③ジェスチャー・表情・絵や文字など非言語的手段も併用する、④誤りをいちいち訂正したり急かしたりしない、である。何度も聞き返す・言い間違いを訂正する対応は本人の焦りと挫折感を強め、コミュニケーション意欲を損なう。言葉での表現に固執せず表情などの非言語的表現も大切に汲み取ることが必要で、選択肢3が適切な助言となる。
| 推奨される対応 | 避けるべき対応 |
|---|---|
| 短く簡潔な文でゆっくり話す | 長く複雑な説明を一度にする |
| はい/いいえで答えられる質問を使う | 開かれた質問ばかりで負担をかける |
| 絵・文字・ジェスチャーを併用する | 言葉だけに頼る |
| 誤りを受け流し意図を汲む | 言い間違いを逐一訂正する・急かす |
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