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理由で解く 看護師国試
感染性胃腸炎(ノロウイルス等)対策の基本は石鹸と流水による手洗い。アルコールが効きにくい病原体もあるため物理的な洗い流しが最重要。
嘔吐・下痢を主症状とする感染性胃腸炎はノロウイルスなどが原因となることが多く、感染経路は糞口感染・接触感染である。予防の基本は排泄後・食事前の石鹸と流水による手洗いで、ノロウイルスにはアルコール消毒の効果が不十分なため、流水で物理的に洗い流すことが特に重要となる。Aさんは軽度の右不全麻痺があり1人暮らしのため、実際に手洗いが確実にできているかを訪問時に確認することは、感染拡大防止と本人の療養支援の両面で適切である。発生届は医師が行うものであり(かつ一般の感染性胃腸炎は全数届出対象ではない)、訪問介護の中止判断を看護師が独断で指示するのは不適切、吐物汚染衣類はまず次亜塩素酸ナトリウム消毒や85℃以上の熱水洗濯を行い、そのまま洗濯して室内干しでは感染源になり得る。
| 場面 | 対応 |
|---|---|
| 手指衛生 | 石鹸と流水で洗浄(アルコールは効果不十分) |
| 吐物処理 | 手袋・マスク・エプロン着用、ペーパーで外側から内側へ拭き取り |
| 環境・リネン消毒 | 次亜塩素酸ナトリウム、または85℃以上1分以上の熱水 |
| 排泄物 | 糞口感染源となるためトイレ後の手洗いを徹底 |
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