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理由で解く 看護師国試
長期臥床では骨吸収が進んで尿中カルシウム排泄が増え、尿の停滞も加わって尿路結石(尿管結石)ができやすい。
廃用症候群は、長期の安静臥床や不活動によって生じる二次的な心身の機能低下の総称である。臥床により骨への荷重刺激が失われると骨吸収が亢進して骨からカルシウムが溶出し(不動性骨萎縮)、高カルシウム尿となる。さらに臥床では重力による尿の流出が妨げられて尿が停滞しやすく、尿路感染も加わって尿路結石(尿管結石・腎結石・膀胱結石)を発症しやすい。廃用症候群は原因を問わず不活動があれば誰にでも起こり(がん患者でも生じる)、高齢になるほど進行は速く回復は遅い。循環系では循環血漿量の減少と圧受容体反射の低下により起立性低血圧をきたしやすく、高血圧ではない。
| 系統 | 主な症状 |
|---|---|
| 運動器 | 筋萎縮・筋力低下、関節拘縮、骨萎縮(骨粗鬆症) |
| 循環器 | 起立性低血圧、深部静脈血栓症、心機能低下 |
| 呼吸器 | 沈下性肺炎、換気量低下 |
| 泌尿器 | 尿路結石、尿路感染、尿失禁 |
| 消化器 | 便秘、食欲低下 |
| 精神・神経 | うつ状態、せん妄、認知機能低下 |
| 皮膚 | 褥瘡 |
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