学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 状況設定 / Q114P095
理由で解く 看護師国試
新規の心房細動は循環動態の悪化リスクがあり離床中止の指標。時間尿量が0.5mL/kg/時と正常下限に低下して持続することは心拍出量・腎灌流低下を疑わせ中止の根拠となる。
離床(早期リハビリ)の可否は、安静時バイタルや心電図、循環動態の安定を基準に判断する(Andersen-土肥の基準などが参考になる)。新たに心房細動が発生した場合は、頻脈化や心拍出量低下、血栓塞栓のリスクがあり、リズムが安定するまで離床は中止・延期すべきで選択肢4は中止指標となる。時間尿量が0.5mL/kg/時と正常の下限まで低下し3時間持続していることは、腎灌流ひいては心拍出量が十分でないことを示唆し、負荷をかける離床の中止根拠となる(選択肢5)。ドレーン留置中でも管理下で離床は可能であり、それ自体は中止理由にならない(選択肢1は誤り)。安静時呼吸数20/分は正常範囲上限で中止基準に達しない(選択肢2は誤り)。安静時心拍数100/分は軽度頻脈だが、離床中止の目安とされる120/分以上には至らず単独では中止理由とならない(選択肢3は誤り)。
| 項目 | 中止を検討する目安 |
|---|---|
| 心拍数 | 安静時120/分以上、運動で著明増加・徐脈化 |
| 不整脈 | 新たな心房細動など重症・危険な不整脈の出現 |
| 血圧 | 収縮期血圧の過度な低下・上昇 |
| 尿量 | 尿量減少の持続(心拍出量・腎灌流低下の示唆) |
| 自覚症状 | 強い胸痛・呼吸困難・めまい・冷汗 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。