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理由で解く 看護師国試
出生直後から存在し、骨縫合を越え、波動がなく、数日で消失する腫脹は産瘤。頭血腫は骨縫合を越えず波動を触れ、消失に数週間〜数か月かかる。
産瘤は、分娩時の産道の圧迫により先進部の皮下に生じる浮腫(うっ血性浮腫)で、出生直後から認められ、骨膜の外側にあるため骨縫合を越えて広がり、浮腫なので波動はなく、生後2〜3日で自然に消失する。設問の「出生直後から」「骨縫合を越える」「波動なし」「数日で消失」はすべて産瘤の特徴に一致する。頭血腫は骨膜下の血腫で骨縫合を越えず波動を触れ、生後数時間〜数日で明らかになり消失に数週〜数か月を要する。帽状腱膜下血腫は骨縫合を越えるが波動を触れ、増大すると貧血・ショックを起こしうる点で異なる。
| 項目 | 産瘤 | 頭血腫 | 帽状腱膜下血腫 |
|---|---|---|---|
| 性状 | 皮下の浮腫 | 骨膜下の血腫 | 帽状腱膜下の血腫 |
| 骨縫合 | 越える | 越えない | 越える |
| 波動 | なし | あり | あり |
| 出現・消失 | 出生直後に出現、2〜3日で消失 | 生後徐々に明瞭化、数週〜数か月で消失 | 増大しうる、貧血・ショックに注意 |
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