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理由で解く 看護師国試
大腸内視鏡検査では腸管蠕動を抑える抗コリン薬(ブチルスコポラミン臭化物など)を使用することが多く、前立腺肥大症は尿閉を起こすため禁忌。安全に直結する薬剤禁忌の確認が最優先。
大腸内視鏡検査では、腸管の蠕動を抑制して観察しやすくするため、鎮痙薬として抗コリン薬(ブチルスコポラミン臭化物〈ブスコパン〉など)を前投与することが多い。抗コリン薬は膀胱排尿筋の収縮を抑制するため、前立腺肥大症の患者では尿閉を誘発するおそれがあり禁忌である(緑内障、重篤な心疾患も同様に禁忌)。高齢男性は前立腺肥大症の有病率が高いため、薬剤事故を防ぐうえでその有無の確認が最も優先される。義歯や姿勢保持も検査前の確認事項ではあるが、生命・安全への影響の大きさから薬剤禁忌の確認が優先される。
| 禁忌 | 理由 |
|---|---|
| 緑内障 | 散瞳・眼圧上昇により急性緑内障発作を誘発 |
| 前立腺肥大症 | 膀胱収縮の抑制により尿閉を誘発 |
| 重篤な心疾患 | 頻脈により心負荷が増大 |
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