学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q114A116
理由で解く 看護師国試
幻聴・妄想は肯定も否定もせず、病的体験に伴う本人のつらい感情に焦点を当てて受け止める。
「悪口を言われる」という訴えは幻聴・被害妄想に基づく病的体験と考えられる。妄想は論理的な説得や事実の提示では訂正できず、正面から否定すれば「分かってもらえない」と信頼関係を損ない、逆に内容を肯定・詮索すれば病的体験を強化してしまう。したがって体験の真偽ではなく、その体験によってAさんがどのような気持ちでいるか(つらさ・不安・怒り)に焦点を当てて傾聴し、感情の表出を促して受け止めることが原則である。選択肢4はこの原則に沿った対応である。
| 対応 | 評価 |
|---|---|
| 感情に焦点を当てて傾聴する | 適切:安心感と信頼関係につながる |
| 内容を否定・説得する | 不適切:対立し信頼関係を損なう |
| 内容に同調・肯定する | 不適切:妄想を強化する |
| 内容を詮索して詳しく聞き出す | 不適切:病的体験への注目を強める |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。