学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q114A111
理由で解く 看護師国試
膝窩の血管怒張と夕方の下肢のだるさは妊娠に伴う下肢静脈瘤の症状。静脈還流を助ける弾性ストッキングの着用が適切。
妊娠後期は、増大した子宮による下大静脈・骨盤内静脈の圧迫と、プロゲステロンの作用による静脈壁の弛緩によって下肢の静脈還流が障害され、下肢静脈瘤が生じやすい。膝の裏の血管が青く膨らんで浮き出て、夕方に下肢のだるさが増強するというAさんの訴えは典型的な症状である。弾性ストッキングの着用は下肢表在静脈の圧迫により静脈うっ滞を軽減し、症状緩和と進行予防に有効で、妊娠中の静脈瘤への第一の対処として適切である。あわせて長時間の立位を避ける、休息時に下肢を挙上するなどの指導も行う。
| すすめること | 避けること |
|---|---|
| 弾性ストッキングの着用 | 長時間の立位・同一姿勢 |
| 休息時の下肢挙上 | 腹部・鼠径部を強く締める衣類 |
| ウォーキング等で下肢の筋ポンプを使う | 急激な体重増加 |
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