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理由で解く 看護師国試
脳梗塞急性期は脳血流の自動調節能が障害されており、離床に伴う血圧変動(起立性低血圧)が脳血流低下・梗塞巣拡大を招く。入院時血圧210/88mmHgの高血圧もあり、血圧の観察が最優先。
脳梗塞急性期には梗塞巣周囲(ペナンブラ)の血流が血圧に依存しており、脳血流の自動調節能も障害されている。離床(頭部挙上・座位・立位)に伴い起立性低血圧が生じると脳灌流が低下し、症状の増悪や梗塞巣の拡大を招くおそれがある。Aさんは入院時血圧210/88mmHgと著明な高血圧で、血栓溶解療法後は血圧管理(出血性合併症の予防)も重要である。したがって離床開始時は、段階的に体位を上げながら血圧と神経症状の変化を確認することが最優先となる。
| 観察 | 目的 |
|---|---|
| 血圧(体位変換前後) | 起立性低血圧による脳灌流低下・症状増悪の早期発見 |
| 意識レベル・麻痺の変化 | 梗塞巣拡大・再発の早期発見 |
| 気分不快・めまい | 脳血流低下の自覚症状の把握 |
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