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理由で解く 看護師国試
気腹には二酸化炭素〈CO2〉を用いるため、腹膜から吸収されたCO2により動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇する。
腹腔鏡手術では術野を確保するため腹腔内にCO2を送気して膨らませる(気腹)。CO2は腹膜から血中へ吸収されるため、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇し高炭酸ガス血症を来しやすい。また気腹によって腹腔内圧は上昇し、横隔膜挙上や下大静脈圧迫で静脈還流が減り心拍出量はむしろ低下傾向となる。冷たいCO2ガス送気などで体温は低下しやすい。したがって最も生じやすいのは『PaCO2の上昇』である。
| 項目 | 変化 |
|---|---|
| PaCO2 | 上昇(CO2吸収) |
| 腹腔内圧 | 上昇 |
| 静脈還流・心拍出量 | 低下傾向 |
| 横隔膜 | 挙上(換気に影響) |
| 体温 | 低下傾向 |
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