学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 状況設定 / Q113P120
理由で解く 看護師国試
予期悲嘆にある家族への支援の基本は、思いを表出できる場をつくり傾聴すること。受容を急がせず、感情の言語化を支える。
妻は夫の死が近いことを予期して不安や悲しみを抱く「予期悲嘆」の状態にあり、不眠や体調不良(顔色不良・ふらつき)も生じている。予期悲嘆にある家族への支援の基本は、感情や思いを安心して表出できる場をつくり、傾聴・共感を通じて悲嘆の過程を支えることである。妻がAさんへの思いを語る時間をつくることは、感情の言語化を促し、妻自身の心身の状態を把握する機会にもなるため適切である。励ましや「受け入れられるまで付き添う」よう促すことは受容を強いる対応であり、再度の予後説明は妻が求めているものではなく、いずれも妻の感情表出を支える対応になっていない。
| 適切な支援 | 避けたい対応 |
|---|---|
| 思いを語れる場をつくり傾聴する | 励まして受容を急がせる |
| 家族の睡眠・休息・体調を気遣う | 付き添いの継続を促し負担を増やす |
| ニーズに応じた情報提供 | 求められていない説明の繰り返し |
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