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理由で解く 看護師国試
縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫で頭頸部の静脈還流が障害され、顔面浮腫を来す(上大静脈症候群)。
胸部造影CTで「縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫」が確認されている。上大静脈は頭頸部・上肢の静脈血を心臓へ戻す太い静脈であり、腫大したリンパ節に圧迫されると静脈還流が障害されて顔面・頸部・上肢の浮腫、頸静脈怒張などを生じる(上大静脈症候群)。悪性リンパ腫や肺癌はその代表的な原因である。検査所見ではアルブミン4.1 g/dL・総蛋白7.6 g/dLと低蛋白血症はなく、Hb 12.8 g/dLも高度の貧血ではないため、全身性浮腫の原因とはならない。
| 原因 | 浮腫の特徴 |
|---|---|
| 上大静脈圧迫(局所性) | 顔面・頸部・上肢に限局した浮腫、頸静脈怒張 |
| 低蛋白血症(全身性) | 膠質浸透圧低下による全身性浮腫(眼瞼・下腿など) |
| 心不全(全身性) | 重力に従う下腿浮腫が中心、夜間呼吸困難を伴うことがある |
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