学習トップ理由で解く 看護師国試第6章 ▸ 一般 / Q113P051

理由で解く 看護師国試

Q113P051 老年看護学

出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問51
問題
高齢者の不眠の要因はどれか。
選択肢
1 午前中に日光浴をする。
2 昼食後に30分程度の午睡をする。
3 就寝直前に42℃以上の風呂に入る。
4 就寝前に100mL程度のホットミルクを飲む。
解答
正解3(就寝直前に42℃以上の風呂に入る。)
解説

就寝直前の高温入浴は交感神経を刺激し深部体温を上げるため入眠を妨げ不眠の要因になる。

良質な睡眠は、就寝に向けて深部体温が下がる過程で得られやすい。就寝直前に42℃以上の熱い風呂に入ると交感神経が興奮し深部体温が上昇するため、寝つきが悪くなり不眠の要因となる。入浴はぬるめの湯で就寝の1〜2時間前に済ませるのが望ましい。他の選択肢はいずれも睡眠を促す望ましい行動である。午前中の日光浴は体内時計を整え、短時間の午睡は睡眠圧の適度な調整に役立ち、就寝前の少量のホットミルクは入眠を助ける。

✗ 1. 誤り
午前中に日光浴をする。
光刺激で体内時計(概日リズム)が整い夜間の入眠を促すため良い習慣
✗ 2. 誤り
昼食後に30分程度の午睡をする。
短時間の午睡は日中の眠気を補い夜間睡眠を大きくは妨げない
✓ 3. 正しい
就寝直前に42℃以上の風呂に入る。
交感神経刺激と深部体温上昇で寝つきを妨げ不眠の要因となる
✗ 4. 誤り
就寝前に100mL程度のホットミルクを飲む。
就寝前に100mL程度のホットミルクを飲む:温かい少量の飲み物は入眠を助け不眠の要因ではない
ポイント
  • 就寝直前の高温入浴は不眠を招く
  • 入浴はぬるめで就寝1〜2時間前
  • 午前の日光浴は概日リズムを整える
  • 短時間の午睡は可
比較表
高齢者の睡眠を助ける・妨げる行動
行動睡眠への影響
午前中の日光浴体内時計を整え良い
30分程度の午睡許容範囲
就寝直前の42℃以上の入浴妨げる(不眠要因)
就寝前の少量ホットミルク入眠を助ける
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手