学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第7章 ▸ 状況設定 / Q112A105
理由で解く 看護師国試
解熱後(回復期)に手指の先端から始まる膜様落屑は、川崎病の特徴的な経過であり異常ではない。
川崎病の主要症状の一つである「四肢末端の変化」は、急性期には手足の硬性浮腫と手掌足底・指趾先端の紅斑を呈し、回復期(発症後10日前後、解熱後)には指先の爪と皮膚の移行部から膜のように皮膚がむける膜様落屑がみられる。Aちゃんは解熱して活気が戻っており、手指先端からの膜様落屑は川崎病の自然な回復過程の所見とアセスメントできる。治療の副作用や脱水徴候ではなく、皮膚科受診も不要である。
| 症状 | 内容 |
|---|---|
| 発熱 | (多くは5日以上持続する)高熱 |
| 両側眼球結膜の充血 | 眼脂を伴わない充血 |
| 口唇・口腔所見 | 口唇の紅潮・いちご舌・口腔咽頭粘膜のびまん性発赤 |
| 不定形発疹 | BCG接種部位の発赤を含む |
| 四肢末端の変化 | 急性期:硬性浮腫・紅斑/回復期:膜様落屑 |
| 非化膿性頸部リンパ節腫脹 | 多くは片側性 |
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