学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第6章 ▸ 状況設定 / Q111P098
理由で解く 看護師国試
帰宅願望を示す認知症高齢者には、訴えを否定せず受容し、安心して話せるよう関わる。
夕方に落ち着かなくなり帰宅を訴えるのは認知症でみられる帰宅願望(夕暮れ症候群)で、Aさんにとって「夕食を作る」ことは主婦として果たしてきた役割であり、その気持ちは本人にとって現実である。看護師はその思いを否定せず受け止め、まず落ち着いて話せる環境をつくることが大切である。「椅子に座ってお話ししませんか」は本人の訴えを受容しつつ興奮を鎮め、傾聴を通じて安心感を与える適切な対応である。「帰れません」「やめましょう」と否定・制止すると不安や興奮を強める。唐突に他者との交流を促すのも本人の気持ちに寄り添っていない。
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