学習トップ理由で解く 看護師国試第6章 ▸ 一般 / Q111P053

理由で解く 看護師国試

Q111P053 老年看護学

出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問53
問題
結晶性知能はどれか。
選択肢
1 よく利用するスーパーマーケットから自宅までの近道を考える。
2 パソコン教室で操作方法を覚える。
3 携帯電話に電話番号を登録する。
4 外国語の単語を暗記する。
解答
正解1(よく利用するスーパーマーケットから自宅までの近道を考える。)
解説

結晶性知能は経験や学習で蓄積された知識・判断力を活用する能力で、加齢による低下が少ない。

知能は結晶性知能と流動性知能に大別される。結晶性知能は長年の経験・学習で培った知識や判断力・理解力を用いる能力で、高齢になっても比較的保たれる。日常よく利用する経路から近道を考えるのは、これまでの経験・知識を活用した判断であり結晶性知能に相当する。一方、新しい操作を覚える・番号を登録する・単語を暗記するといった新規の情報処理や記銘は流動性知能に属し、加齢とともに低下しやすい。

✓ 1. 正しい
よく利用するスーパーマーケットから自宅までの近道を考える。
蓄積された経験・知識を用いた判断で結晶性知能
✗ 2. 誤り
パソコン教室で操作方法を覚える。
新規の学習・情報処理で流動性知能
✗ 3. 誤り
携帯電話に電話番号を登録する。
新しい情報の記銘で流動性知能
✗ 4. 誤り
外国語の単語を暗記する。
新規の記憶で流動性知能
ポイント
  • 結晶性知能=経験・知識に基づく判断力(加齢で保たれやすい)
  • 流動性知能=新規の情報処理・記憶・計算(加齢で低下しやすい)
比較表
結晶性知能と流動性知能
種類内容加齢の影響
結晶性知能経験・学習で得た知識・判断力・言語理解低下しにくい
流動性知能新規の情報処理・記憶・計算・推論低下しやすい
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