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理由で解く 看護師国試

Q111A011 人体の構造と機能

出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問11
問題
右大腿骨前面を図に示す。大腿骨頸部はどれか。
図
選択肢
1 1
2 2
3 3
4 4
解答
正解3(3)
解説

大腿骨頸部は骨頭と大転子・骨幹をつなぐくびれた部分で、図では③が該当する。

図は右大腿骨前面のシェーマで、近位端の主要構造に①〜④が付されている。②の球状部が大腿骨頭、①の外側の大きな隆起が大転子、④の内側下方の小隆起が小転子である。大腿骨頸部は骨頭と骨幹(大転子・小転子部)をつなぐくびれた部分であり、図中で骨頭と大転子の間のくびれを指す③がこれに一致する。したがって大腿骨頸部は③である。頸部は高齢者の転倒で骨折しやすい部位として重要。

✗ 1. 誤り
1
外側の大きな骨性隆起で、中殿筋などが付着する部位を指しており頸部ではない
✗ 2. 誤り
2
股関節をつくる球状部で、寛骨臼と関節する部位を指しており頸部ではない
✓ 3. 正しい
3
骨頭と大転子・骨幹の間のくびれた部分を指しており、高齢者で骨折の多い頸部である
✗ 4. 誤り
4
頸部より下方内側の小さな隆起で腸腰筋が付着する部位を指しており頸部ではない
ポイント
  • 大腿骨頸部=大腿骨頭と骨幹をつなぐくびれ部
  • 近位から骨頭→頸部→大転子・小転子→骨幹
  • 頸部は高齢者の骨折好発部位(大腿骨頸部骨折)
比較表
大腿骨近位部の構造
部位特徴
大腿骨頭寛骨臼にはまる球状部(股関節を構成)
大腿骨頸部骨頭と骨幹をつなぐくびれ部(骨折好発)
大転子外側上方に突出、筋の付着部
小転子内側下方に突出、腸腰筋の付着部
骨幹部(骨体)細長い管状の本体部分
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