学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q110P107
理由で解く 看護師国試
臍高で柔らかい子宮(子宮収縮不良)+暗赤色の持続出血600mLは弛緩出血を示し、まず子宮底の輪状マッサージで子宮収縮を促すことが第一対応である。
胎盤娩出直後の生理的な子宮底の高さは臍下2〜3cmで硬く収縮しているのが正常だが、Aさんは子宮底が臍高でかつ柔らかく、子宮収縮が不良である。これに暗赤色の性器出血が持続し出血量が600mL(分娩後2時間以内で500mL以上は分娩時異常出血)に達しており、子宮収縮不全による弛緩出血と判断できる。第一の対応は子宮底の輪状マッサージで子宮筋を刺激して収縮を促し、血管を圧迫止血することである。膀胱充満は子宮収縮を妨げるため導尿を考慮する場面もあるが、まず行うべきは収縮促進であり、水分摂取や全身清拭は緊急度が低い。
| 段階 | 対応 |
|---|---|
| 第一(すぐ) | 子宮底の輪状マッサージで子宮収縮を促す |
| 次に | 膀胱充満があれば導尿(子宮収縮を妨げるため) |
| 並行して | 子宮収縮薬の投与、バイタル・出血量観察、医師報告 |
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