学習トップ理由で解く 看護師国試第6章 ▸ 一般 / Q110P049

理由で解く 看護師国試

Q110P049 老年看護学

出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問49
問題
認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
選択肢
1 説得するように話す。
2 作話があっても話を聞く。
3 一度に多くの情報を伝える。
4 同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。
解答
正解2(作話があっても話を聞く。)
解説

認知症高齢者には否定・訂正を避け、作話も含めて本人の世界を受容し傾聴する姿勢が基本。

認知症ケアでは、記憶障害を補うための作話(つじつま合わせ)を否定・訂正せず、その人の感情や訴えを受け止めて傾聴することが安心感につながる。バリデーションの考え方に基づき、本人の世界を尊重する対応が適切である。よって2が正しい。

✗ 1. 誤り
説得するように話す。
説得や論理的な説き伏せは不安や混乱・興奮を強めるため不適切
✓ 2. 正しい
作話があっても話を聞く。
作話を否定せず受容的に傾聴することは信頼関係と安心につながり適切
✗ 3. 誤り
一度に多くの情報を伝える。
一度に多くの情報を伝えると理解が追いつかず混乱する。簡潔に一つずつ伝える
✗ 4. 誤り
同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。
繰り返しても会話を打ち切らず、感情に寄り添い落ち着いて対応する
ポイント
  • 作話は否定せず受容・傾聴(バリデーション)
  • 情報は一度に一つ、短く簡潔に
  • 説得・訂正・叱責は避ける
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