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理由で解く 看護師国試

Q110P014 人体の構造と機能

出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問14
問題
四肢のうち麻痺している部位を斜線で図に示す。片麻痺はどれか。
図
選択肢
1 1
2 2
3 3
4 4
解答
正解3(3)
解説

片麻痺は体の一側(同じ側)の上肢と下肢がそろって麻痺するパターンで、図3が該当する。

片麻痺(hemiplegia)とは、体の左右どちらか一側の上肢と下肢がまとめて麻痺する状態で、脳卒中(脳梗塞・脳出血)など一側大脳半球の障害で典型的にみられる。図では、麻痺部位が斜線で示されている。図1は左右両方の上肢(両腕)が斜線で下肢は無地=両上肢麻痺、図2は下肢1本のみ=単麻痺、図4は両上肢+片側下肢の3肢=三肢麻痺で、いずれも「一側の上下肢」というパターンに当てはまらない。図3のみが、同一側(向かって左=患者右側)の上肢と下肢がそろって斜線で示されており、片麻痺のパターンに一致する。したがって正答は3。

✗ 1. 誤り
1
左右両方の上肢(腕)が斜線で示され、下肢は麻痺なし。左右対称の両上肢麻痺であり、体の一側性ではないため片麻痺ではない
✗ 2. 誤り
2
片側の下肢1本のみが斜線。1肢だけの麻痺=単麻痺(monoplegia)であり片麻痺ではない
✓ 3. 正しい
3
同じ一側(向かって左=患者の右側)の上肢と下肢がまとまって斜線で示される。体の左右いずれか一側の上肢・下肢が麻痺する片麻痺(hemiplegia)に一致する
✗ 4. 誤り
4
両上肢と片側下肢の計3肢が斜線。3肢の麻痺であり、一側のみの片麻痺ではない
ポイント
  • 片麻痺=一側(同側)の上下肢の麻痺
  • 対麻痺=両下肢、四肢麻痺=四肢すべて、単麻痺=一肢のみ
  • 片麻痺は一側大脳半球障害で対側に出現
比較表
麻痺の分布による分類
分類麻痺部位代表的な原因
片麻痺一側の上下肢脳卒中(一側大脳障害)
対麻痺両下肢脊髄損傷(胸腰髄)
四肢麻痺両上肢・両下肢頸髄損傷
単麻痺一肢のみ末梢神経障害など
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