学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第11章 ▸ 状況設定 / Q110A118
理由で解く 看護師国試
両下肢の長時間圧挫→クラッシュ症候群。骨格筋の壊死により細胞内のカリウムとCKが血中に逸脱し高値となる。
夫は倒壊家屋で両下肢が長時間圧迫され、救出後に下肢の感覚がなくなっており、クラッシュ症候群(挫滅症候群)が疑われる。圧挫された骨格筋が壊死・融解すると、筋細胞内に多い成分が血中へ逸脱する。細胞内に高濃度で存在するカリウムが放出されて高カリウム血症となり(致死的不整脈の原因)、筋逸脱酵素であるクレアチンキナーゼ〈CK〉も著明に上昇する。カルシウムは壊死筋への沈着などで低下しやすく、Hbや総コレステロールはクラッシュ症候群と直接関係しない。
| 項目 | 変動 |
|---|---|
| カリウム | 上昇(高K血症・不整脈) |
| CK(クレアチンキナーゼ) | 上昇(筋逸脱) |
| ミオグロビン | 上昇(腎障害の原因) |
| カルシウム | 低下 |
| クレアチニン・BUN | 上昇(急性腎障害) |
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