学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 一般 / Q110A080

理由で解く 看護師国試

Q110A080 基礎看護学

出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問80
問題
カウンセリングの基本的態度で適切なのはどれか。
選択肢
1 査定
2 指示
3 受容
4 同化
5 評価
解答
正解3(受容)
解説

カウンセリングの基本的態度は、相手をあるがままに受け止める「受容」である。

ロジャーズの来談者中心療法に代表されるカウンセリングでは、相手を評価・判断せずにあるがままに受け止める受容、相手の枠組みで感情を理解する共感的理解、援助者自身が飾らず一致している自己一致が基本的態度とされる。したがって選択肢3の受容が適切である。査定・評価・指示は相手を判断したり方向づけたりする態度であり、信頼関係の形成を妨げる。同化は相手に自分を合わせて自他の区別を失う状態で、専門的援助関係として不適切である。

✗ 1. 誤り
査定
相手を分析・判断する態度で、無条件の受け止めを妨げる
✗ 2. 誤り
指示
援助者が答えや方向を与える態度で、来談者の自己決定を尊重するカウンセリングの基本姿勢に反する
✓ 3. 正しい
受容
相手を評価せずあるがままに受け止める態度で、信頼関係の基盤となる基本的態度
✗ 4. 誤り
同化
自他の境界を失い相手に取り込まれる状態で、専門的援助関係として不適切
✗ 5. 誤り
評価
良し悪しを判断する態度で、受容・共感を妨げる
ポイント
  • カウンセリングの基本的態度=受容・共感的理解・自己一致(ロジャーズ)
  • 評価・査定・指示は相手を判断/方向づけるため不適切
  • 受容は信頼関係(ラポール)形成の基盤
比較表
ロジャーズの3つの基本的態度
態度内容
受容(無条件の肯定的関心)相手を評価せずあるがままに受け止める
共感的理解相手の内的な枠組みで感情を理解する
自己一致(純粋性)援助者が飾らず自分に正直である
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手