学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q109P112
理由で解く 看護師国試
アルコール依存症者が飲酒を中断すると、最終飲酒から数時間〜72時間で離脱症状(自律神経症状・振戦・幻覚・けいれん)が出現する。
Aさんはアルコール依存症で、入院により飲酒を中断した状態にある。断酒後の早期離脱症状は、最終飲酒から数時間〜72時間程度で現れ、手指振戦・発汗・頻脈・不眠・不安が典型で、進行すると幻覚(特に幻視で小動物などが見える)や、重症例では振戦せん妄・けいれん発作を生じる。したがって入院後2日までに出現しやすいのは振戦と幻覚である。観念奔逸は躁状態、緘黙は統合失調症緊張型やうつ病、強迫症状は強迫症で認められる症状で、いずれもアルコール離脱の典型症状ではない。
| 時期 | 主な症状 |
|---|---|
| 早期(数時間〜48時間) | 手指振戦・発汗・頻脈・不眠・不安・けいれん発作 |
| 後期(48〜72時間以降) | 幻覚(幻視)・見当識障害・振戦せん妄 |
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