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理由で解く 看護師国試
血圧・尿所見・胎児発育はいずれも基準内で、軽度の下肢浮腫と不規則な子宮収縮(前駆陣痛)はこの時期の生理的変化であり、正常な妊娠経過である。
妊娠37週0日のAさんは、血圧122/74mmHg(正常)、尿蛋白(−)・尿糖(−)、Hb12.1g/dL、推定胎児体重2,810gで週数相当と、いずれも基準内である。非妊時BMIは約21(ふつう)で、現在の目安では妊娠全期間の体重増加量は10〜13kgとされる。妊娠37週で8kg(54kgから62kg)はこの目安をやや下回るが、胎児発育は週数相当で急激な体重変化もなく、ただちに異常とはいえないため、食事摂取状況を確認しながら経過をみる。下肢の軽度浮腫は増大した子宮による静脈還流の停滞で起こる妊娠末期の生理的変化である。「1時間に2、3回張るが休むとおさまる」不規則な子宮収縮は前駆陣痛(Braxton Hicks収縮)であり、子宮収縮が陣痛周期10分以内(1時間におよそ6回以上)で規則的になる陣痛発来には至っていない。高血圧を認めないためHDPには当たらず(尿蛋白も陰性)、胎児発育も良好でFGRも当てはまらない。よって正常な妊娠経過と判断する。
| 項目 | Aさんの所見 | 評価 |
|---|---|---|
| 血圧 | 122/74mmHg | 正常(HDPは140/90以上) |
| 尿蛋白 | (−) | 正常 |
| 推定胎児体重 | 2,810g(37週) | 適正(FGRでない) |
| 子宮収縮 | 休むとおさまる不規則な張り | 前駆陣痛(生理的) |
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