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理由で解く 看護師国試

Q109A028 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問28
問題
脳梗塞を最も早期に検出できる画像検査はどれか。
選択肢
1 シンチグラフィ
2 磁気共鳴画像〈MRI〉
3 磁気共鳴血管画像〈MRA〉
4 コンピュータ断層撮影〈CT〉
解答
正解2(磁気共鳴画像〈MRI〉)
解説

MRIの拡散強調画像〈DWI〉は発症数時間以内の超急性期脳梗塞を高感度に描出でき、最も早期に検出できる。

脳梗塞では虚血により細胞性浮腫が生じるが、CTで低吸収域として明らかになるには通常数時間〜半日以上かかる。一方MRIの拡散強調画像〈DWI〉は虚血による水分子の拡散低下を捉え、発症30分〜数時間の超急性期でも高信号として検出できるため、最も早期に脳梗塞を診断できる。MRAは血管の狭窄・閉塞の評価に用いる。

✗ 1. 誤り
シンチグラフィ
血流評価は可能だが空間分解能が低く、超急性期梗塞の早期検出には適さない
✓ 2. 正しい
磁気共鳴画像〈MRI〉
拡散強調画像〈DWI〉で超急性期の梗塞を最も早期に検出できる
✗ 3. 誤り
磁気共鳴血管画像〈MRA〉
血管の狭窄・閉塞部位の描出に有用だが、梗塞巣そのものの早期検出手段ではない
✗ 4. 誤り
コンピュータ断層撮影〈CT〉
出血の除外に有用だが、梗塞巣が低吸収域として現れるまで数時間以上かかる
ポイント
  • 超急性期脳梗塞=MRI拡散強調画像〈DWI〉が最も早期に検出
  • CTは早期梗塞の描出が遅いが、脳出血の除外に有用
  • MRAは血管の狭窄・閉塞評価に用いる
比較表
脳卒中の画像検査の使い分け
検査特徴・用途
MRI〈DWI〉超急性期脳梗塞を最も早期に検出
CT脳出血の除外に有用、梗塞描出は遅い
MRA血管の狭窄・閉塞の評価
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