学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q108P107
理由で解く 看護師国試
起き上がると生じる頭痛は脊髄くも膜下麻酔後の硬膜穿刺後頭痛(体位性頭痛)を疑う。安静と十分な水分補給(髄液産生の促進)が対応となるため水分摂取を促す。
脊髄くも膜下麻酔では硬膜穿刺部から髄液が漏出し、髄液圧が低下して起立時に増悪し臥位で軽快する体位性頭痛(硬膜穿刺後頭痛)を生じることがある。Aさんの「起き上がってから頭が痛くなった」という訴えはこれに合致する。対応は安静と十分な水分・カフェイン摂取で髄液の産生を促し循環血液量を保つことで、水分摂取を促すのが適切である。弾性ストッキングは深部静脈血栓症予防のため術後早期は継続する。子宮は臍高・硬く収縮し悪露も中等量で子宮復古は良好、後陣痛もないため冷罨法(子宮収縮不良時の対応)は不要。産褥早期で歩行もできており床上排泄を促す理由はない。
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