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理由で解く 看護師国試
γ-グロブリン製剤投与開始10分後という短時間で、掻痒を伴う膨隆疹・喘鳴・口唇チアノーゼが出現しており、薬剤によるアレルギー反応(アナフィラキシー)が最も考えられる。
川崎病の治療で用いる免疫グロブリン(γ-グロブリン)製剤は、投与中〜投与直後にアレルギー反応・アナフィラキシーを起こすことがある。投与10分後という発症の速さ、全身の掻痒を伴う膨隆疹(蕁麻疹=皮膚症状)、喘鳴(気道狭窄=呼吸器症状)、口唇チアノーゼ(低酸素)という複数臓器にまたがる症状は、アナフィラキシーに典型的である。イレウスは腸閉塞で嘔吐・腹部膨満・排ガス停止が主で膨隆疹や喘鳴は説明できず、心筋梗塞は幼児にまず生じず、クループ症侯群はウイルス性でイヌの遠吠え様咳・吸気性喘鳴が特徴で薬剤投与直後の全身蕁麻疹は伴わない。ただちに投与を中止し、救急対応を要する。
| 臓器 | Aちゃんの症状 |
|---|---|
| 皮膚 | 全身の掻痒・膨隆疹(蕁麻疹) |
| 呼吸器 | 喘鳴・口唇チアノーゼ |
| 発症時間 | 投与開始10分後と急速 |
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