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理由で解く 看護師国試
臨終が近い終末期では無理な栄養摂取はかえって苦痛となり、本人の希望と快の体験を尊重することが優先されるため、本人が食べたい物を勧める対応が最も適切。
臨終期は消化・吸収機能が低下し、無理に食事量を確保しても延命や体力回復にはつながらず、むしろ嘔気・誤嚥などの苦痛を招く。Aさん自身は「食事はいらないが冷たいものはほしい」と希望しており、氷を少量口にできている。この段階の栄養・水分は延命目的ではなく本人の満足感・快のためのものであり、Aさんが食べたい物を家族に持参してもらうことは、本人の希望を尊重しつつ「何かしてあげたい」という家族の思いにも応える。食事介助や栄養補助食品で摂取量を増やそうとする対応は本人の意向・病態に反し、「点滴で大丈夫」は家族の不安に向き合わない画一的説明である。
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