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理由で解く 看護師国試
外傷性脾損傷では腹腔内出血・出血性ショックが最大のリスク。頻脈は循環血液量減少の早期徴候であり、脈拍数の観察が最優先。
Aさんは左側腹部を強打し、CTで脾臓損傷が否定できず外傷性脾損傷が疑われている。脾臓は血流の豊富な臓器で、損傷すると腹腔内出血から出血性ショックに至る危険が高い。ショックの初期には代償性に心拍数が増加するため、脈拍数(頻脈)は循環血液量減少をいち早く捉える指標となる。受診時すでに脈拍98/分とやや頻脈で、Ht55%・濃縮尿など血液濃縮・脱水傾向もあり、循環動態の継続観察が最優先である。
| 段階 | 脈拍 | 血圧 |
|---|---|---|
| 代償期(早期) | 増加(頻脈) | ほぼ維持 |
| 非代償期 | さらに増加 | 低下 |
| 不可逆期 | 触知困難 | 著明に低下 |
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