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理由で解く 看護師国試

Q108A007 人体の構造と機能

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問7
問題
胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか。
選択肢
1 肺動脈
2 肺静脈
3 臍動脈
4 臍静脈
解答
正解4(臍静脈)
解説

胎盤でガス交換された酸素に富む血液は臍静脈を通って胎児へ運ばれるため、臍静脈が最も酸素飽和度が高い。

胎児は肺呼吸をせず、胎盤で母体血とガス交換を行う。胎盤で酸素を受け取った動脈血は臍静脈を通って胎児に戻り(最も酸素飽和度が高い)、静脈管(アランチウス管)を経て下大静脈・右心房へ入る。一方、臍動脈は胎児から胎盤へ二酸化炭素の多い血液を運ぶ。胎児の肺は機能していないため肺動脈・肺静脈の酸素量は成人と異なり相対的に低い。

✗ 1. 誤り
肺動脈
胎児では肺循環が乏しく酸素飽和度は最高ではない
✗ 2. 誤り
肺静脈
胎児の肺はガス交換をしないため酸素に富まない
✗ 3. 誤り
臍動脈
胎児から胎盤へ向かう静脈血(酸素が少ない)
✓ 4. 正しい
臍静脈
胎盤から胎児へ酸素に富む血液を運ぶ
ポイント
  • 臍静脈=酸素に富む血液(胎盤→胎児)
  • 臍動脈=酸素の少ない血液(胎児→胎盤)
  • 胎児循環の短絡:静脈管・卵円孔・動脈管
比較表
胎児循環の血管と酸素
血管血流の向き酸素飽和度
臍静脈胎盤→胎児最も高い
臍動脈胎児→胎盤低い
動脈管肺動脈→大動脈混合血
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