学習トップ理由で解く 看護師国試第1章 ▸ 必修 / Q108A008

理由で解く 看護師国試

Q108A008 人体の構造と機能

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問8
問題
母乳中に含まれている免疫グロブリンで最も多いのはどれか。
選択肢
1 IgA
2 IgE
3 IgG
4 IgM
解答
正解1〈IgA〉
解説

母乳(特に初乳)に最も多く含まれる免疫グロブリンは分泌型IgAで、乳児の粘膜免疫を担う。

母乳、特に初乳には分泌型IgA〈sIgA〉が豊富に含まれ、新生児の腸管・呼吸器などの粘膜表面で病原体の侵入を防ぐ局所免疫を提供する。新生児は自らのIgA産生能が未熟なため、母乳由来のIgAが感染防御に重要である。なお、胎盤を通過して胎児に移行する免疫グロブリンはIgGである点と区別する。

✓ 1. 正しい
IgA
母乳(初乳)に最も多く、粘膜免疫を担う
✗ 2. 誤り
IgE
I型アレルギーに関与し母乳の主成分ではない
✗ 3. 誤り
IgG
胎盤を通過して胎児に移行するが母乳で最多ではない
✗ 4. 誤り
IgM
感染初期に最初に産生されるが母乳で最多ではない
ポイント
  • 母乳(初乳)で最多=分泌型IgA(粘膜免疫)
  • 胎盤通過=IgG(胎児・新生児の受動免疫)
  • 感染初期に最初に上昇=IgM
比較表
免疫グロブリンの特徴
種類特徴
IgA母乳・分泌液に多く粘膜免疫を担う
IgG血中に最も多く胎盤を通過する
IgM感染初期に最初に産生される
IgEI型アレルギー・寄生虫感染に関与
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手