学習トップ理由で解く 看護師国試第8章 ▸ 一般 / Q107P056

理由で解く 看護師国試

Q107P056 母性看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問56
問題
閉経について正しいのはどれか。
選択肢
1 月経は永久に停止する。
2 子宮機能の低下で生じる。
3 原発性無月経のことである。
4 月経が3か月みられない時点で閉経と判定する。
解答
正解1(月経は永久に停止する。)
解説

閉経は卵巣機能の低下(消失)により月経が永久に停止した状態で、最終月経後12か月間の無月経を確認して後方視的に判定する。

閉経とは加齢に伴う卵巣機能の低下により卵胞が枯渇し、エストロゲン分泌が減少して月経が永久に停止した状態をいう。診断は月経がなくなった後に振り返って行うもので、最終月経から12か月(1年)以上月経がないことを確認して判定する。子宮ではなく卵巣の機能低下が本態であり、思春期以前から月経がない原発性無月経とは異なる続発性の変化である。

✓ 1. 正しい
月経は永久に停止する。
閉経は月経が二度と再来しない永久的停止であり定義そのもの
✗ 2. 誤り
子宮機能の低下で生じる。
原因は子宮ではなく卵巣機能(卵胞の枯渇・エストロゲン低下)である
✗ 3. 誤り
原発性無月経のことである。
原発性無月経は初経が起こらない状態を指し、閉経(続発性)とは別概念
✗ 4. 誤り
月経が3か月みられない時点で閉経と判定する。
月経が3か月みられない時点で閉経と判定する:判定は3か月ではなく12か月(1年)の無月経を確認して行う
ポイント
  • 閉経の本態=卵巣機能低下によるエストロゲン減少
  • 閉経の判定は最終月経後12か月の無月経を後方視的に確認
  • 日本人の閉経の平均年齢は約50歳
比較表
無月経の分類
用語内容
原発性無月経18歳を過ぎても初経がみられない
続発性無月経これまであった月経が3か月以上停止
閉経卵巣機能低下による永久的な月経停止(12か月無月経で判定)
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