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理由で解く 看護師国試

Q107P035 健康支援と社会保障制度

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問35
問題
学習支援として、集団指導よりも個別指導が望ましいのはどれか。
選択肢
1 小学生へのインフルエンザ予防の指導
2 塩分摂取量が多い地域住民への食事指導
3 ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染者への生活指導
4 3〜4か月児健康診査に来た保護者への離乳食の指導
解答
正解3(ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染者への生活指導)
解説

プライバシー保護や個別性・秘匿性が高いテーマは、集団指導より個別指導が適する。HIV感染者への生活指導が該当する。

集団指導は共通の課題をもつ多人数に効率よく知識を提供でき、仲間意識や動機づけにも有効である。一方、個別指導は対象一人ひとりの状況・プライバシーに配慮した支援ができ、秘匿性の高い内容や個別性の強い課題に適する。HIV感染は差別・偏見の対象になりやすく、感染経路や服薬・パートナーへの対応など極めてプライバシーに配慮すべき内容を含むため、個別指導が望ましい。

✗ 1. 誤り
小学生へのインフルエンザ予防の指導
共通の基礎知識を多人数に伝える内容で集団指導が効率的
✗ 2. 誤り
塩分摂取量が多い地域住民への食事指導
地域全体に共通する健康課題であり集団指導が適する
✓ 3. 正しい
ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染者への生活指導
プライバシー保護と個別性・秘匿性が高く、個別指導が望ましい
✗ 4. 誤り
3〜4か月児健康診査に来た保護者への離乳食の指導
多くの保護者に共通する標準的内容で集団指導が効率的
ポイント
  • 個別指導=プライバシー・秘匿性・個別性が高いテーマに適する
  • 集団指導=共通課題を多人数に効率的に伝える
  • HIVは偏見・差別に配慮し個別対応
比較表
集団指導と個別指導の使い分け
方法適する場面
集団指導共通の健康課題・標準的知識の普及、効率重視
個別指導プライバシー配慮が必要・個別性が高い・秘匿性の高い内容
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