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理由で解く 看護師国試

Q107P030 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問30
問題
Sjögren〈シェーグレン〉症候群について正しいのはどれか。
選択肢
1 網膜炎を合併する。
2 男女比は1対1である。
3 主症状は乾燥症状である。
4 抗核抗体の陽性率は30%程度である。
解答
正解3(主症状は乾燥症状である。)
解説

シェーグレン症候群は外分泌腺を標的とする自己免疫疾患で、主症状はドライアイ・ドライマウスなどの乾燥症状。中年女性に好発する。

シェーグレン症候群は涙腺・唾液腺など外分泌腺が慢性的に障害される自己免疫疾患で、涙・唾液の分泌低下による乾燥症状(乾燥性角結膜炎=ドライアイ、口腔乾燥=ドライマウス)が主症状である。中年女性に圧倒的に多く(男女比は約1対10〜14)、抗核抗体のほか抗SS-A/SS-B抗体が高率に陽性となる。眼症状は乾燥性角結膜炎であり網膜炎ではない。

✗ 1. 誤り
網膜炎を合併する。
眼症状は乾燥性角結膜炎(ドライアイ)であり網膜炎ではない
✗ 2. 誤り
男女比は1対1である。
中年女性に好発し男女比は約1対10以上と女性に極めて多い
✓ 3. 正しい
主症状は乾燥症状である。
涙・唾液分泌低下によるドライアイ・ドライマウスが主症状
✗ 4. 誤り
抗核抗体の陽性率は30%程度である。
抗核抗体は高率(多くで陽性)に検出され30%程度は低すぎる
ポイント
  • 外分泌腺の自己免疫疾患→乾燥症状(ドライアイ・ドライマウス)
  • 中年女性に好発(男女比 約1:10以上)
  • 抗SS-A/SS-B抗体・抗核抗体が高率に陽性
比較表
シェーグレン症候群の特徴
項目内容
主症状乾燥症状(ドライアイ・ドライマウス)
好発中年女性(男女比 約1:10以上)
自己抗体抗SS-A/SS-B抗体・抗核抗体が高率陽性
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