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理由で解く 看護師国試

Q107P016 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問16
問題
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか。
選択肢
1 痛風
2 膀胱炎
3 消化性潰瘍
4 関節リウマチ
解答
正解3(消化性潰瘍)
解説

インドメタシン〈NSAIDs〉はプロスタグランジン産生を抑え胃粘膜を傷害するため、消化性潰瘍には禁忌である。

インドメタシンは非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉で、シクロオキシゲナーゼ〈COX〉を阻害してプロスタグランジン合成を抑制する。プロスタグランジンは胃粘膜保護作用をもつため、その低下により胃酸から粘膜を守れず潰瘍を悪化させる。したがって消化性潰瘍のある患者には禁忌である。痛風発作や関節リウマチはむしろNSAIDsの適応であり、鎮痛・抗炎症目的で用いられる。

✗ 1. 誤り
痛風
急性痛風発作の炎症・疼痛に対しNSAIDsは適応となる(禁忌ではない)
✗ 2. 誤り
膀胱炎
主に抗菌薬で治療する感染症でNSAIDsの禁忌には該当しない
✓ 3. 正しい
消化性潰瘍
NSAIDsはプロスタグランジンによる胃粘膜保護を低下させ潰瘍を悪化させるため禁忌
✗ 4. 誤り
関節リウマチ
疼痛・炎症コントロールにNSAIDsが用いられる適応疾患
ポイント
  • NSAIDsはCOX阻害でPG合成低下→胃粘膜保護↓→消化性潰瘍に禁忌
  • 痛風・関節リウマチはNSAIDsの適応
比較表
NSAIDsと胃粘膜
項目内容
作用機序COX阻害→プロスタグランジン↓
有害作用胃粘膜保護低下→消化性潰瘍
禁忌消化性潰瘍のある患者
適応例痛風発作・関節リウマチの疼痛炎症
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