学習トップ理由で解く 看護師国試第8章 ▸ 必修 / Q107P007

理由で解く 看護師国試

Q107P007 母性看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問7
問題
更年期の女性で増加するのはどれか。
選択肢
1 卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
2 テストステロン
3 プロラクチン
4 エストロゲン
解答
正解1(卵胞刺激ホルモン〈FSH〉)
解説

更年期には卵巣機能低下でエストロゲンが減少し、ネガティブフィードバックが外れて卵胞刺激ホルモン〈FSH〉が上昇する。

更年期では卵巣の機能が低下してエストロゲン分泌が減少する。エストロゲンによる視床下部・下垂体への負のフィードバックが弱まるため、下垂体前葉からの卵胞刺激ホルモン〈FSH〉と黄体形成ホルモン〈LH〉の分泌が反射的に増加する。したがって増加するのはFSHで、エストロゲンはむしろ減少する。血中FSH高値・エストロゲン低値は閉経の指標にもなる。

✓ 1. 正しい
卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
エストロゲン減少による負のフィードバック解除で増加し正しい
✗ 2. 誤り
テストステロン
男性ホルモンで更年期に特徴的に増加するものではない
✗ 3. 誤り
プロラクチン
乳汁分泌に関与するホルモンで更年期に増加する特徴はない
✗ 4. 誤り
エストロゲン
卵巣機能低下により減少する
ポイント
  • 更年期=卵巣機能低下→エストロゲン減少
  • 負のフィードバック解除でFSH・LHが上昇
  • FSH高値・エストロゲン低値は閉経の指標
比較表
更年期におけるホルモンの変化
ホルモン変化
エストロゲン減少(卵巣機能低下)
卵胞刺激ホルモン〈FSH〉増加
黄体形成ホルモン〈LH〉増加
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