学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 必修 / Q107P005

理由で解く 看護師国試

Q107P005 基礎看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問5
問題
倫理原則の「正義」はどれか。
選択肢
1 約束を守る。
2 害を回避する。
3 自己決定を尊重する。
4 公平な資源の配分を行う。
解答
正解4(公平な資源の配分を行う。)
解説

倫理原則の「正義(公正)」とは、医療資源や看護を公平・平等に配分することを指す。

医療・看護の倫理原則では、正義(justice/公正)は利益と負担、医療資源を公平・平等に配分することを意味する。約束を守るのは誠実・忠誠、害を回避するのは無危害、自己決定の尊重は自律尊重の原則であり、それぞれ別の原則にあたる。したがって公平な資源配分を示す選択肢が正義に該当する。

✗ 1. 誤り
約束を守る。
誠実・忠誠〈fidelity〉の原則にあたる
✗ 2. 誤り
害を回避する。
無危害〈non-maleficence〉の原則にあたる
✗ 3. 誤り
自己決定を尊重する。
自律尊重〈autonomy〉の原則にあたる
✓ 4. 正しい
公平な資源の配分を行う。
正義〈justice〉の原則そのもので正しい
ポイント
  • 正義=公平・平等な資源配分
  • 自律尊重=自己決定の尊重
  • 無危害=害を与えない/回避
  • 善行=利益をもたらす、誠実=約束を守る
比較表
生命倫理の主な原則
原則内容
自律尊重患者の自己決定を尊重する
無危害害を与えない・回避する
善行患者に利益をもたらす
正義(公正)資源・負担を公平に配分する
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