学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q107A044

理由で解く 看護師国試

Q107A044 成人看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問44
問題
慢性疾患の患者に対する自己管理の支援で最も適切なのはどれか。
選択肢
1 患者自身の失敗体験をもとに指導する。
2 病気に関する広範囲な知識を提供する。
3 症状に慣れる方法を身につけるように促す。
4 自分の身体徴候を把握するように指導する。
解答
正解4(自分の身体徴候を把握するように指導する。)
解説

自分の身体徴候(サイン)を把握できるよう支援することが、慢性疾患のセルフモニタリングと悪化予防の基本である。

慢性疾患の自己管理支援では、患者自身が日々の身体徴候(血圧・血糖・体重・むくみ・症状の変化など)を把握し、異常の早期発見や生活調整に活かせるようにすること(セルフモニタリング)が最も重要であるため選択肢4が正しい。失敗体験を強調する指導は自己効力感を低下させ、逆に成功体験を積む支援が望ましい。知識は広範囲に詰め込むのではなく患者に必要な内容を優先して提供する。慢性症状に単に『慣れる』ことを促すのは、症状悪化の見逃しにつながり適切な自己管理とはいえない。

✗ 1. 誤り
患者自身の失敗体験をもとに指導する。
自己効力感を下げる。成功体験を積む支援が望ましい
✗ 2. 誤り
病気に関する広範囲な知識を提供する。
詰め込みでなく患者に必要な情報を優先して提供する
✗ 3. 誤り
症状に慣れる方法を身につけるように促す。
悪化の見逃しにつながり適切な自己管理ではない
✓ 4. 正しい
自分の身体徴候を把握するように指導する。
セルフモニタリングで異常の早期発見に役立ち正答
ポイント
  • セルフモニタリング(身体徴候の把握)が自己管理支援の基本
  • 成功体験を積み自己効力感を高める
  • 必要な知識を優先して提供する(詰め込まない)
  • 症状に慣れさせるのではなく変化に気づけるよう支援する
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