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理由で解く 看護師国試
高濃度の塩化カリウム〈KCl〉は原液のまま急速静注すると致死的な高カリウム血症・心停止を起こすため、必ず希釈して用いる。
15%塩化カリウム〈KCl〉注射液を希釈せずに静注すると、血中カリウム濃度が急上昇して不整脈・心停止をきたす危険がある。そのため必ず輸液で希釈し、ゆっくり点滴投与しなければならない(原則として濃度・投与速度に上限が設けられている)。5%ブドウ糖・0.9%塩化ナトリウム(生理食塩液)は等張で希釈せず投与でき、7%炭酸水素ナトリウムは病態に応じ投与されるがKClのような『必ず希釈』という厳格な安全上の位置づけとは異なる。カリウム製剤の取り扱いは医療安全上の重要事項である。
| 注射液 | 希釈の要否・注意 |
|---|---|
| 15%塩化カリウム | 必ず希釈し緩徐に点滴(原液急速静注は禁忌) |
| 5%ブドウ糖 | 等張・希釈不要 |
| 0.9%塩化ナトリウム | 等張(生理食塩液)・希釈不要 |
| 7%炭酸水素ナトリウム | 病態に応じて使用 |
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